「15条抹消登録」とも呼ばれる、いわゆる一般的な廃車の方法

永久抹消登録とは

俗に「廃車にする」という言葉はボロボロになった古い年式の車や事故で修理できなくなったような車をスクラップにしてしまうことをイメージする人が多いと思いますが、このイメージどおり、もう二度と日本の公道を自動車として走ることができなくする廃車の方法の事を正式には「永久抹消登録」と言います。

永久抹消登録について、法律では道路運送車両法の第15条に定められていることから、別名「15条抹消」とも呼ばれます。

さて、この永久抹消登録はさらに2つの方法に分類されます。

1つは解体による方法、もうひとつは滅失・用途廃止による方法です。

1.解体による永久抹消登録

解体による抹消登録は、これこそズバリみなさんがイメージされているとおりの廃車だと思われます。

大雑把な説明をすれば、乗らなくなった車をスクラップ工場で分解し、リサイクルできる物とそうでない物に分別、大半は鉄クズになります。

その後、運輸支局で抹消登録の手続きを終わらせればその車の車籍(自動車としての登録)が完全に抹消されることになります。

分解されてバラバラになり、鉄くずになってしまっていることからもわかるようにもう二度と日本の公道を走ることはできません。

2.滅失・用途廃止による永久抹消登録

もうひとつが、滅失・用途廃止による方法です。

これは簡単にいえば、無くなった・消えてしまった場合や自動車としては二度と利用しない代わりに倉庫や展示品として再利用するときに当てはめられる方法です。

つまり、その車の解体を伴わない永久抹消登録です。

無くなった・消えてしまったってどういう事??と思われる方も多いかと思いますが、これは例えば土砂崩れなどの災害に遭い、自動車がガケに落ちてしまって回収不能とか、盗難の被害によりどこに行ったかわからなくなってしまったという場合です。

倉庫・展示品として利用する場合は車本体は存在することになりますが、永久抹消登録をした車はどれだけ修理をして走れる状態になったとしても車籍(車の戸籍と考えるとわかりやすいでしょうか)が抹消されていますからもう二度と公道を走ることはできません。

その車は、車の形をしたオブジェ(?)のようなものであって、自動車ではなくなっているのです。

また、滅失・用途廃止による永久抹消登録した車は、あくまで日本国内の公道を二度と走れないだけであり、海外では問題なく利用することができます。

テレビなどで日本の旧式車がアジアでよく走っている映像を見たことがある方も多いかと思いますが、あれらの車はこの方法で抹消登録されたものが海外に輸出され第二の人生を歩んでいると言うわけです。

日本ではもう誰も所有しないようなボロボロになった車でも発展途上国などでは高い需要があるのです。

どんなに古くてボロボロな車でも、買い取ってくれるサービスがあるの知ってます?

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